やさしい虫歯の話
やさしい虫歯の話 その20
上の歯にインプラントを入れる為に、足りない部分に骨を作り足すという話を前にしました。具体的にはどのようにするのかお話します。
以前から行われてきた方法としては、上顎の骨に横から穴を開けて上顎洞(鼻の横にある空洞)を露出させ、そこに骨の材料を入れて再び縫い合わせるというものです。4~5ヶ月このままにしておくと、そこがほぼ骨になるので、あとはインプラント体を埋め込むだけということになります!!
これはとても適応が広く、骨の少ないかなりの症例に有効ですし、安全性も高い手術なのですが、欠点としては術後にかなり腫れるという事が挙げられます。腫れは一時的なものなので必ず治まりますし、結局はOKなのですが、まあできれば避けたいという人も多いこととおもいます、、、
ただ、残りの骨が非常に少ない場合はこの方法しか道がないということもあるのです。なかなかありがたい方法といえます。しかも、骨の内部を直視しながら手術が行えるのでより確実です!!
次回は比較的腫れにくい方法をお話します!!